カテゴリー「映画・テレビ」の85件の記事

2009年6月 9日 (火)

「マルタのやさしい刺繍」

Marta
http://www.alcine-terran.com/maruta/

久々のハートウォーミングな物語。スイスの田舎に住む80才のマルタは、夫に先立たれ、日々茫然と過ごしている。そんな彼女が村の合唱隊の旗の修繕を頼まれ、友人達とベルンまで生地の買い出しに行ったことから、昔パリにランジェリーショップを開くのが夢だったことを思い出す。美しいレースやサテンの生地を手にして、ポッと電球が点灯したかのようにマルタの目が輝く。
手作りの美しいランジェリーを展示した店は、保守的な村の住人の嘲笑を買い、牧師の息子はなんとか止めさせようとする。マルタの友人達も最初は懐疑的だったけれど、自分の息子から蔑ろにされたり、村の実力者から非難され妨害されたりしていくうちに、だんだん結束していく。運転免許を取ったり、パソコンを習って通販サイトを利用することを思い付いたり、それぞれが再び活力を取り戻す。「老人なんだからおとなしく子に従って」なんて不文律を壊し、道を切り開いていく様子に、こちらも「頑張れー!」と声援を送りたくなる。
その昔、スイスの知人宅に泊めて頂いて、他人にも自分にも厳しいスイス人の気質を知った。窓辺のカーテンも統一され、塵ひとつない町は美しく、いくばくかの息苦しさを感じた。この映画を観ているとそんなスイスの村の空気がひしひしと伝わり、怖いものなしになった老婦人でなければ成し得なかったであろう小さな快挙が、自分のことのように嬉しくなる。
80才のマルタを演じている女優さんは88才だとか。機会があったらぜひ観てみてね。

| コメント (6) | トラックバック (0)

2009年5月12日 (火)

今さらチャングム

116523288015829606

GWに浜松に行った時に、義母が「チャングムの誓い」のDVDを観ていた。私も横目で眺めていたのだけれど、話の展開が面白くて、しまいには義母が出かけている間も次々とDVDを観てしまった。以前BSで放送されている時にはそれほど興味が沸かなかったのだけれど、続けて観ると面白さが分かる。テンポが早く少女漫画のような逸話が満載で、主役の男女もなかなかに魅力的なのだ。
こちらに戻ってきてからもレンタルでDVDを借り、後半チャングムが医女試験に合格したあたりを今観ている。苛められ役で薄幸の美少女チャングムと、彼女に想いを寄せる文武兼ね備えたミン・ジョンホ、はたまた二人の進展はいかに…?
「冬ソナ」以降、あまり面白いと思える韓国ものに当たらなかったのだけれど、またまたNHKの策略に嵌ってしまったようです。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月 5日 (木)

山田太一ごっこ

St0901

「今日の晩御飯は」
「お昼にたっぷり食べたから」
「簡単に済まそうと」
「こっちはそれでもいいけど」
山田太一独特の言い回しが気になって、Mくんと真似をしてみる。文章には書けるけど、実際に喋るのは難しい。細切れの言葉で会話が繋がるのは、脚本があるからだ。
「ありふれた奇跡」は、「岸辺のアルバム」や「ふぞろいの林檎たち」を視ていた頃と違ってこっちも大人になっているので、感情移入する対象が違っている。加瀬亮くんは昔の小倉一郎にタイプが似ているなとか、仲間由紀恵さんは山田太一ドラマには違和感があるなとか、エンヤの曲はいまいち似合わないなとか、いろいろ思うところはあるけれど、「ありふれた奇跡」はやはり面白い。山田太一の確信犯的な意図も見えて、視ている側の気持をざわざわさせるところも、この人らしいなと思ったりする。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月16日 (月)

”だんだん”面白くなる

20_1

NHKの連続ドラマ「だんだん」が面白くなってきた。多彩な登場人物、ストーリーも変化に富んでいて飽きない。「ちりとてちん」や「純情きらり」ほどではないけれど、毎朝のお楽しみになっている。以前「ふたりっ子」をやっていた時と同じ双子の姉妹が主人公、赤ん坊の時両親の離婚で生き別れになり、祇園と松江で育った二人が再び出会い、そこから次々とドラマが展開する。「どんど晴れ」や「瞳」ではイライラさせられたけれど、今回は主人公や脇役達の演技も自然で、脚本も無理がなく、安心して観ていられる。今後の展開が楽しみだ。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月14日 (土)

「チェンジリング」

Changeling_poster

先日試写会で観た「チェンジリング」は、さすがクリント・イーストウッド作品、実に映画らしい映画だ。チェンジリングとは、妖精がさらった子の代わりに置いていく醜い子供のこと。ある日突然子供をさらわれたシングルマザーを、アンジェリーナ・ジョリーが熱演している。クリント・イーストウッドの描く女性は強く逞しく、決してへこたれない。彼女が子供を取り戻そうとする行為は、警察の腐敗を暴き、市を支配する権力と戦うことに繋がっていく。
公式サイト http://changeling.jp/

印象的なピアノ曲はじめ、音楽も全てイーストウッドが担当したとのこと、だんだんチャップリンのようになっていくようだ。ミニシアターものとはまた違う、王道の面白さを堪能させてもらった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 8日 (日)

「歩いても歩いても」

D0080019_16535

ある一家の一日を綴った物語。事件も何もなく、そう書くとつまらなそうだけれど、それぞれのセリフが生き生きとしてして、クスクスと笑いながら、いつの間にかホロリとさせられている。町医者をリタイアした父、その父とそりの合わない息子が、子連れで再婚した妻と湘南の実家を訪れる。実家にはすでに姉一家が来ていて、その姉と母が昼食の支度をしているところから物語は始まる。役者がうまい。脚本がいい。それぞれの役作りがはっきりしていて、次々飛び出す自然な会話の中から、父の期待を一心に受けて医院を継いだ長男の身に起きた事件が浮かび上がり、家族の心のあやが描き出されていく。現代版小津安二郎作品というところか。久しぶりに良質な日本映画に出会った。
http://www.aruitemo.com/index.html

| コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月29日 (木)

テレビ2題

St0205

朝のNHKで、半径5メートルの日常生活を歌う「女きみまろ」こと秦万里子さんが紹介されていて、面白いなーとながめていたら、「あれ、あの八百屋じゃない?」とMくんが言う。よく見たら、行きつけの飯田青果の前で撮影されていて、ご贔屓のおじさんが野菜の説明をしている。秦万里子さん、どうやら鵠沼にお住まいらしい。
http://d.hatena.ne.jp/hata_mariko/

山田太一のドラマが始まった。…始まっていたことに今気が付いた。サイトを探して調べたら、すでに第4話まで進んでいる。もう連続ドラマはやらないと思い込んでいただけに、山田太一らしい台詞回しが懐かしい。いろいろ伏線があるようで、とりあえず放送された分のストーリーをサイトで確認してみることにした。
「ありふれた奇跡」
http://www.fujitv.co.jp/arifureta-kiseki/index.html

| コメント (2) | トラックバック (0)

2008年10月31日 (金)

映画の好み

013

月に20本前後DVDを借りる。Mくんと私と、それぞれが選んだ映画を半分ずつ。Mくんのお好みは60年代の日本映画とフランス映画。私が好きなのはイギリス映画とミニシアターもの。二人とも最近のハリウッド映画はあまり好まず、ホラーとアクションものは借りない。DVDの箱の解説を読んだり、予告編を見たり映画評を読んだりキネマ旬報が選んだものを参考にしたりするのだけれど、当然ながら当り外れがある。外れが続くと嫌になって、しばらく借りなかったりする。それでも懲りずに、この役者が出ているなら間違いないとか、この監督なら面白いはず等と言いながら、2時間の別世界へと旅立っている。


【私のお好み】
月の輝く夜に(1987)、異人たちとの夏(1988)、俺たちは天使じゃない(1989)、魔女の宅急便(1989)、レナードの朝(1990)、髪結いの亭主(1990)、めぐり逢えたら(1993)、ショーシャンクの空に(1994)、8月のメモワール(1994)、陽のあたる教室(1995)、ブラス(1996)、ザ・ロック(1996)、グッド・ウィル・ハンティング(1997)、フル・モンティ(1997)、リトル・ヴォイス(1998)、ショコラ(2000)、ノー・マンズ・ランド(2001)、リトル・ダンサー(2001)、赤い橋の下のぬるい水(2001)、千と千尋の神隠し(2001)、ベアーズ・キス(2002)、スパニッシュ・アパートメント(2002)、ピエロの赤い鼻(2003)、北京バイオリン(2003)、グッバイ・レーニン!(2003)、輝ける青春(2003)、笑の大学(2004)、歓びを歌にのせて(2005)、僕の大事なコレクション(2006)、ゆれる(2006)、かもめ食堂(2006)
Mくんのお好みは→http://d.hatena.ne.jp/mike_makoto/

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月25日 (月)

4分間のピアニスト

Img01
http://4minutes.gyao.jp/top/

刑務所に赴任したピアノ教師が、受刑者の中に天才的なピアノの才能を持つ女の子を見いだす。彼女は凶暴な殺人犯。教師は暗い過去を持つ一流の音楽家。二人の孤独な魂が音楽を通してぶつかり合い、ラストのピアノ演奏は衝撃的。
「人は、授かった才能を磨き、その使命を果たす義務がある」
ヘレン・ケラーを指導するサリパン先生を彷彿とさせるピアノ教師の信念。先日観た「善き人のためのソナタ」と同様、音楽がテーマの暗く重く感動的なドイツ映画です。

予告編でもその演奏の一部が聴けます。
http://4minutes.gyao.jp/movie/#

| コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月27日 (火)

好きな台詞

Proprogram

テレビの番組表を見ていたら、NHK教育で「原書で親しむAnneの世界」という番組を放送していることに気が付いた。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/3month/program.html

もうだいぶ前から始まっていたようで、今日はクイーン学院に合格したアンを周囲の人々が祝福する場面と、アンがシャーロットタウンから里帰りしてマシューと語らう場面。ここの台詞が私、大好きなんです。
農作業に疲れたマシューをアンが迎えに行きます。その疲れ果てた様子を見て、「私が男の子だったらよかったのになあ」と嘆くアン。マシューとマリラの兄妹は、当初農作業の手伝いをしてくれる男の子を貰おうとしていたのだけれど、手違いでアンがこの家にやってきてしまったのです。でもマシューは「そうさな、わしは1ダースの男の子よりアンのほうがよかったよ」と言ってアンの手をそっとたたきます。
アンが初めてこの家にやってきた日、アンを孤児院に戻そうとするマリラに「わし等のほうであの子の役に立ってやれるかもしれないよ」と言うマシュー。私はこの孤独なマシューと闊達なアンとの心温まるやりとりが大好きだ。アンの成長を中心に据えて書かれた物語だけれど、脇役達とアンとのユーモアあふれるエピソードが、この物語を奥行きのあるものにしている。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月14日 (水)

「瞳」から脱落

Mado380273

NHKの連続テレビ小説「瞳」、見続けるのが苦痛で脱落してしまった。
http://www3.nhk.or.jp/asadora/
今まではBSの7:30から新旧のドラマが2本立てになっていたので、その対比も面白くて視ていた。「ちりとてちん」と「都の風」、脱落しそうになった「どんど晴れ」には「さくら」の再放送があり、「君の名は」は当時脱落したのに、あらためて視たら実に面白かった。ところが今回からNHKBSは2本立てをやめてしまい、7:45から1本だけ放送するようになった。
「瞳」はヒップホップダンサーを目指す女の子がヒロインで、西田敏行が祖父役、舞台は東京の下町と、設定は悪くない。けれども「どんど晴れ」同様、人が描けていないという感じで話が軽いのだ。朝の15分、なかなか面白くならないドラマには見切りをつけて、みのもんたの「朝ズバ」に切り替えた。TBSの偏向ぶりに腹は立つけれど、ちょっと斜めの視線で見ると、ベイスターズを応援してくれるみのもんたも悪くない。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 5日 (土)

素敵なCM

動画サイトで偶然見つけたBMWのCM。pictoysという会社で作られたものらしい。ファンタジックで垢抜けていて、ちょっとユーモラスでもあり、いろいろな想像をかきたてられる魅力的なCMだ。日本でBMWというと「成功の証」とか「できる男」みたいなイメージで、いくら素敵な車でも私はご遠慮したいと思ってしまうけれど、こんなCMを日本でも流したら、ずいぶんと違うタイプの客層を惹き付けるのではないだろうか。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月19日 (水)

「めがね」と「恋するトマト」

Chn20_rpt813_megane Tomato3

「めがね」
http://www.megane-movie.com/
「恋するトマト クマインカナバー」
http://theres.co.jp/tomato/

「めがね」は「バーバー吉野」や「かもめ食堂」の荻上直子の最新作。淡々としたユーモアや気負わない話作りに期待して劇場まで観に行こうかと思った作品だ。映画自体はハッキリ言って退屈。ロハスとかスローライフなんてテーマで、「何もしないでたそがれるのってステキ」と言いたいのだろうけど、意図が見え過ぎ説得力がない。45分のテレビ番組で充分なんじゃないかな。食堂のインテリアは素敵だし食べ物は実に美味しそう。でものんびりするためにこの民宿に泊まるのは気が重い。過ごし方を強要されているようで窮屈だ。南の島の寓話だとしても、もうすこし味付けがほしかった。
「恋するトマト」のほうは悲哀漂う農家の嫁取りの話で、ユーモアの質が違う。舞台は茨城とフィリピン。無理に比較することもないのだけれど、同じ南の島でもここには血の通った人の暮らしがある。副題のクマインカナバーとはタガログ語で「ご飯食べませんか?」の意味。スラム街でも稲刈りの合間にも「お腹空いてない?」と周囲に声をかける人々の笑顔がやさしい。土への愛情を思い出した主人公がフィリピンで育てるトマトが実に美味しそうで、同じ「美味しそう」でも重さが違うなと思った。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月10日 (月)

約束の旅路

Pic_camp_africa_01

http://yakusoku.cinemacafe.net/
1984年、エチオピアに住むユダヤ人をイスラエルへ帰還させようという「モーセ作戦」が実行された。当初12000人いた彼等のうち、移送されたのは8000人。エチオピアからスーダンの難民キャンプへ徒歩で移動するうちに、飢えや疲労で4000人が命を落とした。そんな過酷な条件のもと、一人の少年が母親から離れてイスラエルへ向かう。母は「行きなさい。生きて、そして何かになるのです」と背中を押して無理矢理少年を行かせる。イスラエルへ辿り着いた少年を待っていたものは…
少年は非常に利発で逞しい。しかし故郷と母への思いは強く、靴を脱ぎ裸足でスーダンの難民キャンプに歩いて行こうとしたりする。その彼がイスラエルで成長していく様子が綴られる。差別を受け、理不尽な目にも遭うのだけれど、愛情深い養父母に恵まれて真っすぐに育ち、その父に兵士になることを期待された彼は「人を殺すことはできない」と反発する。イスラエルの国の成り立ちがよく分かる映画だ。そして、医者になったらいいのにな、こういう人こそ「国境のない医師団」に入ったいいのにな、と思う私の気持に沿って話が進んでいくのが心地いい。観る者の願いが実現する、望んでいたような結末が得られるというのもいい映画の条件か…いやそんなはずはないのだけれど、希望と喜びで胸がいっぱいになるラストも素晴らしかった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月27日 (水)

最近の映画ベスト

Nomansland

90年以降私が観た映画で、ベストを決めるとしたら何だろう…と、覚え書きを作ってみた。レナードの朝(1990)、髪結いの亭主(1990)、めぐり逢えたら(1993)、ショーシャンクの空に(1994)、8月のメモワール(1994)、陽のあたる教室(1995)、グッド・ウィル・ハンティング(1997)、リトル・ヴォイス(1998)、ショコラ(2000)、ノー・マンズ・ランド(2001) 、リトル・ダンサー(2001)、千と千尋の神隠し(2001)、赤い橋の下のぬるい水(2001)、ベアーズ・キス(2002)、ピエロの赤い鼻(2003)、北京バイオリン(2003)、グッバイ・レーニン(2003)、輝ける青春(2003)、2001年と2003年は豊作ですね。笑の大学(2004)、歓びを歌にのせて(2005)、 僕の大事なコレクション(2006)、ゆれる(2006) 、かもめ食堂(2006)…うーむうーむ、ベスト3はこちらかな。

■ピエロの赤い鼻
http://marybell.cocolog-nifty.com/notebook/2005/05/font_size2bbfon_1b26.html
■ベアーズキス
http://marybell.cocolog-nifty.com/notebook/2007/01/post_96fc.html
■ノー・マンズ・ランド
http://www.bitters.co.jp/noman/

キネマ旬報が選んだ各年度のベスト10のリストがここにある。
1994http://www1.harenet.ne.jp/~sato2000/movie/cinema/cinemabest.html

しかしリストを詳細に見てみると、知らない映画のほうがずっと多い。マイナー過ぎる映画も載っていないようだけれど、しばらくこのリストを手がかりに映画三昧をしてみよう。
http://www1.harenet.ne.jp/~sato2000/movie/cinema/cinemabest61.html http://www1.harenet.ne.jp/~sato2000/movie/cinema/cinemabest71.html http://www1.harenet.ne.jp/~sato2000/movie/cinema/cinemabest81.html

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月21日 (月)

「ちりとてちん」が面白い

071222

NHK朝の連続ドラマ「ちりとてちん」が面白い。落語がテーマ、しかも上沼恵美子がモデルの話と聞いて、どうなんだろう…と訝っていたのだけれど、これがどうしてなかなか面白い。なかなかどころでなく面白い。登場人物それぞれのキャラクターがよく書けていて、心理描写も細やか。脚本も面白く、前回の「どんど晴れ」とは大違い。1話1話が落語の小噺のような筋立てで、人情あり笑いあり、ほろりとする場面も随所に散りばめられている。「おしん」以降5本の指に入る出来ではないだろうか。朝7時半からの「ちりとてちん」、続けて45分からの「都の風」、これも地味な話ながらそこそこ面白くて、毎朝のお楽しみになっている。
http://www3.nhk.or.jp/asadora/

| コメント (6) | トラックバック (0)

2008年1月 4日 (金)

仕事始め

Tamaki_hiroshi

今日から仕事始め。だけど朝から「のだめカンタービレ」が楽しみで仕方がない。さて今回のヨーロッパ編はどんな感じなのだろう。
夜9時前からわくわくしてテレビの前で待つ。プラハ、ヴィエラ先生の指揮する「英雄の生涯」をのだめと千秋先輩が聴いている場面からドラマが始まる。豪華!クラシック音楽が劇中ふんだんに演奏され、ストーリーも演出も面白く目が離せない。中でものだめがピアノで弾くラヴェルの「道化師の朝の歌」と、指揮者コンクールの課題曲「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」にはうっとり。2時間以上の番組があっという間に終わってしまった。明日の後編も楽しみだ。

登場曲が確認できますhttp://nodame.moo21.com/10.htm

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月11日 (火)

「それでもボクはやってない」

Soredemo
http://www.soreboku.jp/index.html

「Shall we ダンス?」の周防正行監督の10年ぶりの新作とのこと。今回の作品は、取材を重ね綿密に作られたシリアスなドラマだった。
主人公は、どこにでもいる普通の青年。面接試験に行く途中、満員電車のドアに上着の裾を挟まれてしまい、それを引き抜こうとしているうちに女子中学生に痴漢と間違われ、逮捕されてしまう。青年は当然無罪を主張し、軽罪で済むから認めてしまえと国選弁護士に言われ、それでも否認を続けたために何ヶ月も拘留される羽目に陥る。示談に応じる気がない(無罪なのだから当然)ということで起訴され、その裁判の様子が映画の大半を占めている。
裁判所内での質疑応答が丹念に綴られ、私達はまるで傍聴席に座っているかのようだ。裁判は本来「推定無罪-疑わしきは罰せず、検察は有罪を証明しないといけない-」のはずなのに、この裁判は「推定有罪-弁護側が無罪を証明しなければいけない-」で進められる。無罪判決を多く出す裁判官は「無能」と言われる官僚体質の中、裁判官の公平中立もなかなか望めない今の日本の裁判制度の問題点をくっきりと浮かび上がらせている。自分がいつ"被告"になってもおかしくない、その時に公平な裁判が行われるとは限らないという恐怖感も含めて☆☆☆☆

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月10日 (月)

「ジョゼと虎と魚たち」

Jyoze1
http://jozeetora.com/index_f.html

ジョゼ、と自分のことを呼ぶ女の子。彼女は生まれつき足が不自由で、ひねくれ者で純粋で、奇妙な魅力にあふれている。その彼女に惹かれていく健常者の若者、二人の恋は穏やかに始まり穏やかに終わる。ジョゼの一生を背負って行く覚悟ができなかった若者の気持、それを予感して強がりを言うジョゼの恋心、切なくて可笑しくて説得力のある物語だった。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年11月24日 (土)

「onceダブリンの街角で」

Dscf3715 Dscf3712

川崎のチネチッタへ「onceダブリンの街角で」を観に行くことにした。Mくんと電車で出かけるのは久しぶりだ。ふと思いついてゆきこさんに電話をしてみると、ちょうど青山辺りに居るとのこと。それなら一緒に観ませんかとお誘いして、夕方4時半にチネチッタのカフェで待ち合わせることにした。

「onceダブリンの街角で」http://www.oncethemovie.jp/index2.html
路上でギター片手に歌う青年、彼の音楽に惹かれるチェコ移民の女性。半ばドキュメンタリー映画のような作りで、ゆきこさんはお気に召した模様。私達はディープなアイルランド映画を期待していたので肩透かしを食らったような按配だけれど、これも好景気なアイルランドの今を映した映画なのだろう。ストーリーで見せる映画ではないけれど、未来への希望が見える結末はなかなか良かった。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年10月11日 (木)

小倉智昭がいい

Ogura

小倉智昭は「世界まるごとHOWマッチ!」での軽妙なナレーションが印象深いけれど、この頃のニュース番組での司会ぶりを見ていると、自分の言葉で話しているのが自然でいいなと思う。言いたがりのオジさんではあるけれど、みのもんたや古舘伊知郎のように正義漢ぶって他人を責めたりせず、世論を操作しようとするでもなく、団塊世代のオジさんが普通に考えそうなことを普通に話している。それでいて面白い。世間での受けはどうなのか知らないけれど、小倉さんの言うことには人を納得させる正直さがあるなと思う。
小倉さんの朝礼的トーク http://www.og-land.com/blog/

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月17日 (月)

「早春スケッチブック」

Img20070331

実に素晴らしい人間ドラマだ。山田太一がこの脚本を書いたのは1983年。TBSが「金曜日の妻たちへ」を仕掛けた影でひっそりと放送されていたらしい。このドラマを観て生き方が変わった、という人が何人もいるという話だけれども、それもうなずける。
ごく平凡な家族が登場、実は息子を連れた妻と娘を連れた夫との再婚家庭なのだけど、4人は実直な父親のもと普通に幸せに暮らしている。そこへ息子の実の父親が登場、彼は余命三ヶ月の病に冒され、危険な魅力に満ちている(山崎努の演技が凄い)。中間管理職として真面目に働く平凡な父親、写真家として自由奔放に生きてきた実の父、その対比が鮮やかだ。実の父の登場で揺れ動き翻弄される家族達に加え、写真家の恋人、近くに住む不良少女なども登場して、個人対個人のやり取り、心の動き、情景描写が緻密で圧倒される。
1983年といえば私個人は前年末入院し、退院間もない頃のこと。「金妻」のお洒落な暮らしぶりに憧れて、世はバブル景気の予兆に浮かれていた。当時このドラマを観なかったのは、10代と40代後半の家族の話で、感情移入できる同世代の登場人物が居なかったからだろう。今観ると、死にゆく実父の言葉を通して山田太一が伝えたかったことがよく分かる。
DVD6本の中収められた12話だけのドラマだけれど、これは山田太一の最高傑作のひとつに間違いない。機会があればぜひ借りて、ご覧になってみてください。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月27日 (月)

「どんど晴れ」がつまらない

変だ変だと突っ込みを入れながら視るのが習慣になってしまった「どんど晴れ」。何が変だと言って脚本がいい加減なのだ。
主人公の結婚式と大女将の臨終で1週間引っ張る。大女将は重い心臓病だというのに、亡くなる当日も元気に喋る。近しい親戚が集まっているはずなのに、誰も臨終の際に呼ばない。嫁の主人公が真ん中に居座っているのが不自然だ。
老舗旅館だというのに、同じ苗字の客が二人居るというだけで取り違える。顧客名簿の入力ミスか、まるで社会保険庁のようだ。客への対応も不自然で、こんな宿に高い料金で泊まったら、不機嫌になるのも分かるというものだ。
朝、なごやかに家族揃って食事を取っている。板長までのんびり座っている。あれ、宿に泊まっているお客の朝ご飯はどうした?老舗旅館の舞台裏はこんなもんじゃないはずだぞ。
何が嫌って、主人公のキャラクターを本人が演技で見せるのではなく、周囲の人間が説明することだ。「誰の心も溶かす魔法の笑顔」と周囲の人間が説明するけれど、薄幸な役が似合いそうな女優さんに、その役が合わない。あげくの果てに何でも「座敷童子」で片付けて、宮沢賢治が泣くぞ!
・・・などと怒りながら毎日欠かさず視ているのだから、私も熱心な視聴者の一人だ。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月25日 (土)

「岸辺のアルバム」が恋しい

こんなものをYouTubeで見つけた。「岸辺のアルバム」のオープニング、誰かがビデオに録画したものをデジタルデータに変換したのだろう。調べてみたらこのドラマは1977年の6月から9月まで放送されたとのこと、その年はハイジャック事件があり、沢田研二やピンクレディーが歌い、私は母と鎌倉で「私の部屋」を営業しながら桑沢デザイン研究所に通っていた。そんな中、このドラマは毎週欠かさず視ていたと思う。とてもよく書かれた、誰の心にも届く良質なドラマだった。山田太一の後に続く力のある脚本家はいないものか、それとも私がテレビドラマに夢中になる年ではなくなってしまったのか。20代のあの頃に、山田太一のドラマが毎週視られたことは幸せだったと思う。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年7月31日 (火)

「どんど晴れ」

V18_p07

NHK朝の連ドラ「どんど晴れ」があまり面白くない。ヒロインの女優さんが設定に合っていないので、いまいち脚本に説得力がないのだ。大竹しのぶタイプの女優さんだったらいいのになあ…などと文句を言いながら、それでも毎日観てはいる。6:00からプロ野球ニュース、7:00からNHKのニュース、7:30からBSで連ドラ2本、8:00からは小倉智昭のニュース番組を観る。朝の連ドラは習慣になっているのだ。
ヒロインの夏美が「座敷童」という設定なのだけど、これがどうも納得できない。比嘉愛未さんはトレンディドラマみたいなもののほうが似合うのではないだろうか。それでも宮本信子やあき竹城、草笛光子や長門裕之など個性派・演技派の役者さんが脇を固め、なんとか形になっている。それに今週からは奥田瑛二(Mくんにちょっと似ているでしょ)が加わるから楽しみだ。いろいろ文句を言いながらも、しっかり視聴率を上げている我が家です。
http://www3.nhk.or.jp/asadora/index.html

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月17日 (火)

「ウォーク・ザ・ライン」

Photo14711

これぞ映画、と言えるような素晴らしい作品。伝説のロッカー、ジョニー・キャッシュと、彼の二番目の妻となるジューン・カーターが育む愛の物語なのだけど、音楽も演技も骨太で生き生きとしている。伝記ものは比較的苦手(ニクソンやケネディで懲りている)と思っていたけれど、これはそうと知らずに借りて、観始めたらぐんぐん惹きつけられてしまった。二人の心の機微が丁寧に描かれ、50年代60年代の音楽シーンも楽しめる。久々におすすめの☆☆☆☆
http://www.foxjapan.com/movies/walktheline/index2.html

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年5月16日 (水)

「西洋鏡 映画の夜明け」

Photo_13

中国版ニューシネマパラダイスとでも言おうか、中国に映画をもたらしたイギリス人と中国人青年の物語。初めて「動く写真」を目にした人々の、驚きと喜びに輝く顔が素晴らしい。
時は1902年、清朝、西太后が紫禁城に住む時代。人々は弁髪にしていて、北京の街の中を牛車やラクダが行き交う。主人公の青年は写真館に勤める職人で、フィルムを携えて中国にやってきたイギリス人が始めた写真館を手伝い、次第に自分でも映画を撮ろうと思うようになる。当時人々のもっぱらの娯楽は京劇で、これは以前「覇王別姫」の素晴らしい映画を観たことがあるので背景がよく分かる。当代一の名優の娘と青年は惹かれ合うようになり、青年は映画が京劇を食うことになるのではないかと悩んだり、イギリス人が彼の恋を応援したり、ストーリーもそれなりに面白いのだけど、いちばんの主役は街に暮らす人々の笑顔。写真が動くことの喜びと楽しさ、行ったことのない万里の長城からの景色が見られたり、会ったことのない外国人の暮らしが見られたり、「ああ、映画って素晴らしいな」という気持が彼等の表情から読み取れる。シリアスな映画ではなくファンタジーだけど、アン・フーという女性監督が初めて撮った映画にしては上出来で、センスの良いものだった。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3565

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月21日 (土)

私のアンソニー

Perkins021

アンソニー・パーキンスという俳優をご存知だろうか。ヒッチコックの「サイコ」での演技があまりにも有名だけど、若い頃はそれはもう甘いハンサムボーイで、子供の私が初めて夢中になった俳優だ。小学校高学年の頃、淀川長治の日曜洋画劇場で「さようならをもう一度」という映画を観て、なんて素敵なんだろうと思った。イングリッド・バーグマンの若き恋人を演じていて、調べたら当時28才の若者なんだけど、甘いマスクと少し影のある軟弱なキャラクターが魅力的だった。年を経るにつれサイコのイメージのほうが強く出て、渋い中年にはならなかったけど、あの20代の頃の輝きは子供心にも眩しがった。エイズで亡くなり、後にゲイだったと知ったのだけど、私のアンソニーは心の中の小さな引き出しにしまってある。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月19日 (木)

「LOST」

Lost1

「LOST」season1のDVD12巻25話を観終わった。
http://www.movies.co.jp/lost/
これが実に面白い。航空機が無人島に墜落して、生存者は48名。最初はロビンソン・クルーソーばりのサバイバルものと思っていたら、島には謎の生物や他の漂流民もいるようだし、怪奇現象も次々起こる。主人公はトム・クルーズ似の医者ジャックと犯罪歴があるケイト。性格に難ありのソーヤー、巨漢のハーリー、セレブ気取りのシャノンとその兄、元ロックミュージシャン、元イラク兵、黒人の親子、韓国人の若夫婦、未婚の妊婦など実に多彩。下半身麻痺で車椅子だったはずが、この事故で治ってしまったサバイバルの達人ロックも興味深い。その彼等の過去のエピソードを挟みつつ次々に起こる事件、回が進むにつれ謎が深まり、あっという間に25話全部観てしまった。続きがまだまだあるみたいで、ベイスターズが負けた日のお楽しみになっていてる。
(念のため、今日は大勝ちしました。ベイスターズ、ただ今3位です)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月 6日 (金)

「地下鉄に乗って」

Metroninotte1

地下鉄の階段を上がったら、そこは東京オリンピックが始まる5日前…という設定に惹かれて借りたのだけど面白くない。当時の情景をきちんと再現するでもなく、展開に意外性があるわけでもなく、タイムパラドックスの考察も足りず、劇場に足を運んでいたらがっかりするだろうなあ…という感じの映画。原作がつまらないのか、脚本が良くないのか、役者の使い方が下手なのか、観ていて飽きてしまいました。
公式http://www.metro-movie.jp/

| コメント (6) | トラックバック (0)

2007年4月 3日 (火)

「トリフィドの日」

Triffids

Mくんが借りたこのDVDは、1981年にBBCが作った連続TVテレビドラマだそうだ。
遺伝子操作によって生み出されたトリフィドという奇怪植物、これが人を襲い腐肉を食べるだけでなく、なんと歩くのだ。と書くと荒唐無稽なB級ホラーみたいなんだけど、イギリス人らしい考察とアイロニーにあふれていて、「24」並みに面白い。
流星群の天体ショーを見た人が、全員盲目になってしまうところから話は始まる。たまたま流星群を見ることなく目が見える人達はほんのわずか。見える人が盲目の人の手助けをするべきか、それとも小さなコミュニティを作り子を生み育てることを優先すべきか。外に出ればトリフィドに襲われるので、常に緊張を強いられる。地球を人間が我が物顔に治めていられるのは人類が繁栄してそれなりの数を確保しているからであり、圧倒的に人口が少なくなれば地球の覇権争いに巻き込まれる。わずかに残った人類の中にも、理想的なコミュニティを作ろうとする人々もいれば、軍隊で支配しようとする人々もいる。
人類が最初から視力を持たないのであれば、誰も不便と思わずそれなりの社会を作るのだろう。人類に第六感(たとえばテレパシーとか)が備わっているのが普通だとすれば、今の私達の状況はとてつもなく不便に感じるのだろう。そして第六感を持っている人々が社会を治めることになるんだろうな…なんて思ったりの☆☆☆でした。
原作はSFの古典「The Day of the Triffids」、ジョン・ウィンダム1951年著

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月27日 (火)

「ゆれる」

Ph1

2006年度邦画のベスト1に推したい。久しぶりに素晴らしい映画を観た。
http://www.yureru.com/splash.html

兄は香川照之、弟はオダギリジョーが演じている。父親(伊武雅刀)、弁護士(蟹江敬三)、検察官(木村祐一)、それぞれが真迫の演技で、脚本も素晴らしい。ストーリーは田舎で家業を継ぐ兄、東京に出てカメラマンになった弟、二人の間にある愛憎、心の揺れ動きを、兄の「殺人」を核にえがいている。事件の舞台となった釣り橋と、兄弟それぞれの心の揺れから付けられたタイトルだろうけど、特に兄の揺れ具合が凄まじく、観ているこちら側もぐいぐいと揺さぶられる。男兄弟ならではの愛情や羨望・嫉妬といったものをテーマに、日本人独自のメンタリティが大胆に細やかに表現されていてグッと来た。☆☆☆☆☆
ところでキネマ旬報の2006年度のベスト10を見たら、「フラガール」「嫌われ松子の一生」「かもめ食堂」など、なかなかの良作揃い。最近はハリウッド映画なんかよりよっぽど邦画のほうがレベルが高いと思う。プリントアウトしてもうすこし借りてみることにした。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年3月11日 (日)

「善き人のためのソナタ」

Stasiss2 Daslebenderanderen2

ドイツ映画、「善き人のためのソナタ」をY子ちゃんと一緒に観に行った。
http://www.yokihito.com/
かつての東欧共産国には人民の思想監視システムがあり、東ドイツではそれはシュタージと呼ばれていた。その秘密警察の大尉がある劇作家のアパートを盗聴しているうちに、自由な思想、女優との愛の言葉、美しいピアノソナタを聴いて、だんだんと人間的な感情を持つようになり、そこにドラマが…という話。思ったことが言えないということ、隣人同士が監視し合うシステム、職業や思想の自由がなく、国家が個人に優先するかつての共産国の緊迫感がしんしんと伝わってくる。ベルリンの壁崩壊は西側諸国にとっても衝撃だったけれど、東ドイツの国民にとってはそれは命を保障されたに等しいことだったのだ。劇作家ドライマンを演じたセバスチャン・コッホ(なんとドイツ的な名前!)の抑えた演技が魅力的。
ところで今回初めて川崎の「シネチッタ」という所に行ってみたのだけれど、ミニシアターものの作品を数多く扱い、ハリウッド映画一辺倒のメジャーなシネコンとはだいぶ違うようだ。「チッタデッラ」というアミューズメントパークの中にあり、ヨーロッパの旧市街の路地に迷い込んだようでなかなか面白かった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月 5日 (月)

「12人の優しい日本人」

12nin
もし日本に陪審員制度があったら…という仮定のもと、「12人の怒れる男」のオマージュとして作られた映画(映画に対してはオマージュでも、陪審員制度についてはパロディか)。映画などでアメリカの陪審員裁判の内実を知るにつれ、なんだかなあ…といつも思う。弁護側に都合の良い陪審員を選び、イメージ操作でいかに被告に同情させるかがポイントだったり、被告の容姿や背景(人種や職業など)で判決がブレたり。日本でも陪審員裁判が2年後に開始されるそうだけど、どこに見習うべき点があったのだろう。日本人の陪審員に公平な判断が下せるのか。そんな問題点をこの映画は面白可笑しく見せてくれる。
驚くのは、この映画が1991年に作られていること。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=151574
16年前に実際日本に陪審員制度が導入されるなんて話はなかったはずだ。ストーリーは審議が終わって、陪審員が部屋に集められたところから始まる。「若いし美人だし、無罪でいいよな」「あの娘が有罪じゃ可哀相だよ」「賛成賛成」ということで、12人の意見があっという間にまとまってしまう。5分で出た判決は無罪、子供もいる将来ある女性に有罪では可哀相、いかにもありそうな話だ。ところがそこに「これでいいんだろうか」と疑問を挟む男がいる。ちゃんと議論をしようと言う。それから二転三転して、計画殺人なのではないかと言い出せば大多数がそれに賛同するし、どんどん迷走して話がまとまらない。12人ひとりひとりのキャラクターが立っていて、テンポが早く、脚本(三谷幸喜)が実に面白い。陪審員制度で公平な裁判は可能なの?とますます疑問が募っての☆☆☆☆

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月26日 (月)

「胡同のひまわり」

Photo_8

久しぶりに素晴らしい映画を観た。
http://himawari-movie.com/
「胡同(フートン)」というのは中国の昔ながらの横丁のことなんだけど、そこに住む親子三人の、決して温情話ではない物語。文化大革命当時、反革分子として強制収容されていた画家の父親が、胡同に暮らす母と一人息子の元に帰って来る。幼い時に父と別れた息子は父親の顔を覚えていない。その父は独善的な支配者で、自分が果たせなかった夢を息子に託そうとする。
1970年代から現代に至る中国の変化にも驚くし、時代の流れに家族が翻弄される様がリアルに描かれ、現代人が抱える悩みは中国も日本も似ているな、などと思う。そして、「北京バイオリン」「覇王別姫」を始め、中国映画界の素晴らしい才能も再認識させられて☆☆☆☆

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月23日 (火)

フランス人の感覚

Punch

いつも行くレンタルビデオ店には「ミニシアター系おすすめ映画」のコーナーがある。ここには都内の小さな上映館でしか観られないようなマイナーな映画が集められているのだけど、好みによって当たり外れがすごくあり面白い。今週借りた「エレファント」と「パンチドランク・ラブ」の2本は、いずれ劣らぬ奇妙な映画だった。エレファントはコロンバイン高校で実際に起きた銃乱射事件を扱ったもので、時系列が重なり、同じ場面が視点を変えて何回も出てくる実験的な映画。パンチドランク・ラブは、これがもう何と言ったらいいのかシュールなラブ・ストーリーで、カンヌ映画祭の監督賞を受賞している。エレファントもカンヌ映画祭のパルム・ドールと監督賞を獲っている。うーむうーむ、またカンヌ映画祭か…。
斬新さ、芸術性、新しい切り口、そういうのはすごく分かるし、評価されるのも分かる。だけど、正直に言うと面白くなかったりする。カンヌ映画祭で賞を獲ったと聞くと私にとってはマユツバもので、フランス人の映画に対する感覚は自分とは違うなと思う。いえいえ、作品として評価が高いのはわかるんです。でも、内緒だけど、面白く思えないのよね…修行が足りないのでしょうか。

| コメント (3) | トラックバック (1)

2007年1月18日 (木)

ターシャの時間

Tasha1180115

年末に放送されたターシャ・トゥーダの番組「魔法の時間のつくり方」をダビングしながら、画面を直接デジカメで撮ってみた。意外ときれいに写る。
http://marybell.cocolog-nifty.com/photos/tasha/index.html
ターシャの一族は19世紀風のゆったりした暮らしを営んでいる。暮らし方そのものがファミリービジネスなのだ。素敵に見える暮らしの裏には家族のいろいろな思いもあるのだろうけど、番組は淡々と美しく進行していた。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月12日 (金)

「ベアーズ・キス」

Bears_kiss

1週間に5本ぐらい映画を観ている。特に年末年始は特番進行で興味のあるテレビ番組が少なかったので、代わりに映画を観ることが多かった。Mくんと2人で片っ端から借りて来ると、たまに不作続きで嫌になってしまうことがある。年末はそれで失敗したので、新年は気合を入れてDVDに書かれた作品解説を読み、「ドア・イン・ザ・フロア」と「ベアーズ・キス」を選んでみた。「ドア・イン・ザ・フロア」はアーヴィング原作の香り高い文芸作品、そして「ベアーズ・キス」は久しぶりに鳥肌が立つ作品だった。

http://www.gaga.ne.jp/bearskiss/
サーカスで暮らす少女がシベリアの森で捉えられた小熊に出会い、やがて成長した熊と恋に落ちる話。少女の母は美しい空中ブランコの踊子だが、日々の暮らしに苛立ち家族を捨てて出て行ってしまう。少女の父はオートバイの曲芸乗りで、過去の栄光と挫折を抱え酒におぼれている。孤独な少女は熊とのふれ合いだけが慰めだった。やがて熊は成長して大きくなり、少女は熊に芸を教え、サーカスのトレーラーの中で共に暮らしていた。ところがある日檻の中を見ると、そこには熊ではなく青年が座っている…
暗く、ファンタスティックで、サーカスというものの哀しさ、卑猥さ、不気味さがよく出ている。夢の中の出来事のようでもあり、筋立ても映像も素晴らしい。これぞ映画でなくては表現できない、甘く切なく美しいおとぎ話だ。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=320818
金曜洋画劇場でアメリカ版「シャル・ウィ・ダンス?」を観た。こちらは原作の「おかしみ」みたいなものがなくなり、忠実に再現されているけど似て非なるものになっていた。アメリカ人には日本的ペーソスは理解できなかったのだろうか。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月11日 (木)

倉本聰より山田太一が観たい

今日から倉本聰の「拝啓、父上様」が始まった。いつもの倉本節全開で、「前略おふくろ様」の時のような新鮮味はない。それなりに面白いけれど、次回を心待ちにするようなストーリー性はないような気がする。
倉本聰は1935年1月生まれ、山田太一は1934年6月生まれ、調べてみたら同学年の二人だ。倉本作品はどれも似通っていてそれぞれの印象が薄いけれど、山田太一作品はその時代時代にいちばん面白く印象的だった。それぞれの秋、男たちの旅路、岸辺のアルバム、思い出づくり、ふぞろいの林檎たち、シャツの店、そして記憶に新しい「終わりに見た街」。真剣に、健気に生きる人達を書いて、ヒューマンで感動的なドラマに仕立てている。「男たちの旅路」で、車椅子の女性が「誰か私を上げてください」と駅の階段の下で周囲の人に呼びかけるシーンは、30年経った今でもはっきり覚えている。
山田太一のテレビドラマをもう一度観たい。もうドラマの脚本は書かないのですか?

| コメント (5) | トラックバック (0)

2006年12月22日 (金)

日本のフォーク&ロック大全集

BSの「日本のフォーク&ロック大全集」を観た。NHKの映像だけでなく、TVK(神奈川の地方局)も含めた他局の映像を集め、往時のフィルムを観せるところが素晴らしい。赤い鳥や中島みゆきや小田和正や、はたまた岡林信康や高田渡や遠藤賢司など、当時でもあまりテレビでは見られなかったフォークシンガー達の映像まである。60年代のフォークは新宿の学生集会などから生まれたメッセージ性の強いものから始まり、そこから音楽的なフォーク、ニューミュージック、和製ロックへと広がっていった。60年代のものは懐かしく、70年代は意外と馴染みがなく、80年代ともなると何だか恥ずかしい。そんな気持も含め、とても面白い企画だった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 5日 (火)

映画三昧

Days310234

このところ映画三昧な日々をおくっている。プロ野球のシーズンは雨の日と月曜日(プロ野球の試合がない)と何もすることがない休日だけ借りてきたビデオを観ていたのだけれど、この頃は「のだめカンタービレ」の日以外はほとんど映画三昧で、週に5、6本のペースになっている。そうなると当たり外れも大きくて、何本か借りたものが全滅だとがっくりくる。それで、先日の日曜日に、いくつかのデータベースを開拓した。
・キネマ旬報オールタイムベスト・ベスト100」世界映画編 1999
http://www.tcp-ip.or.jp/~iwamatsu/best10/kinew_best99.html
・キネマ旬報オールタイムベスト・ベスト100」日本映画編 1999
http://www.tcp-ip.or.jp/~iwamatsu/best10/kinej_best99.html
・キネマ旬報年度別ベストテン
http://www1.harenet.ne.jp/~sato2000/movie/cinema/cinemabest71.html
(INDEXに戻ると過去のデータもすべて揃っている)
・ひねくれ者には日本映画プロフェッショナル大賞もおすすめ
http://www.allcinema.net/prog/award_top.php?num_a=40

キネマ旬報は日本アカデミー賞などと比べて「確かな目と見識」が感じられる。
allcinemaの「この映画を観た人にはこれがおすすめ」欄もちょっと参考になる。
本当はレンタルビデオ屋の棚をあちこち見て勘で選ぶのが好きなんだけど…

Mくんの映画メモも充実してきました→http://d.hatena.ne.jp/mike_makoto/
☆評価が私とだいぶ違っていて面白いです。

| コメント (0) | トラックバック (1)

2006年11月30日 (木)

コウノトリの運んできたもの

Kounotori

今日は秋篠宮の誕生日だそうで、あちこちの朝のニュースで悠仁(この名前、ヒの発音が苦手な私にはとても言いにくい)ちゃんが映っている。両親が美男美女だからか、なかなか器量が良さそうだ。将来の天皇誕生日は悠仁ちゃんの9月6日になるのか、それとも愛子ちゃんの12月1日になるのだろうか。

「そういえばウチにはコウノトリが来なかったね」と私が言ったら、
「いやいや、なんだか大きな袋をえいしょえいしょと運んできたよ」とMくんが言う。
「えー、何が入っていたの?」と訊くと
「キミが入っていたんだよ」とMくんが笑って答えた。
オコチャマな嫁で困っているらしい。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2006年11月27日 (月)

のだめに夢中

毎週月曜日はのだめの日。何度も書いてしまうけど、やっぱり「のだめカンタービレ」は面白い。早めに夕飯を済ませて、テレビの前でわくわくと待ち構えている。今日はオーボエの黒木くんが出てきて、これがあのNHK朝の連ドラ「純情きらり」の達彦さんを演じていた福士 誠治くんだからたまらない。そういえば、「純情きらり」は「のだめカンタービレ」を連想させると以前書いたことがあった。
http://marybell.cocolog-nifty.com/notebook/2006/05/post_181b.html

生真面目な黒木くんの演奏が、のだめちゃんへの恋心でピンク色に変貌する場面、アフレコの演奏が実に上手に入っていた。このモーツァルトの「オーボエ協奏曲」はフルートでも演奏されるもので、私も練習したことがある。細部までよく知っている曲だけに、聴いていて楽しかった。
他にも千秋先輩に憧れるのだめちゃんが、若妻気取りでシャナリシャナリと「若妻歩き」をする場面など、Mくんと二人で大爆笑。あっという間に1時間経ってしまうのが残念で仕方がない。

| コメント (0) | トラックバック (2)

2006年11月13日 (月)

時間が経つのが早い

20060810

何度も書いているのだけど、どうも仕事が遅くて困ってしまう。仕事量が多いのではなくて、文章を書いたり写真を加工したりするのが遅いのだ。言葉を選び選びレスをしたりメールを書いたりしていると、すぐに数時間経ってしまう。写真もベストのショットを選んで色の調子を整えサイズ変更などしていると、すぐに1日が終わってしまう。それでなくても日が暮れるのが早くなり、3時以降に撮った写真は「夕暮れ色」になってよけいに手間がかかる。1日も1ヶ月も1年もあっという間だ。と愚痴っても、これは私がいちばんこだわりたい部分なので、手を抜くわけにもいかない。レスや返信が遅かったら、何かごそごそ手間取っていると思ってお許しくださいませ。(それがいちばん書きたいことだったりして・ごめんよう)

「のだめカンタービレ」がめちゃ面白くなってきた。どんなに忙しくてもこれだけは万障繰り合わせて絶対観るぞ、と決意している。ラフマニノフのピアノコンチェルトを弾く千秋先輩がめちゃカッコいい。のだめちゃんがピアニカで演奏するラプソディ・イン・ブルーも素敵だった。クラシックの名曲の聞かせどころを巧みに取り出しているドラマだから、ストーリーだけでなく音楽を聴く楽しみもあるのだ。加えて、自分も演奏家になりたいと思っていた時期があるから、登場人物の気持がよく分かる。原作も面白いけれど、ドラマでは実際に曲を聴くことができて面白さが倍増する。わくわくしながら観ているとあっという間に時間が経ってしまう。
ああ、時間が経つのがもうすこし遅かったらいいのになあ。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 6日 (月)

のだめは面白い

Nodame

毎週月曜日の9時は「のだめカンタービレ」、すっかり「TVタックル」を観なくなってしまった。前回まではおちゃらけぶりがどうも…と思わなくもなかったのだけど、4回目の今日は本当に面白かった。きちんと楽譜通りに演奏するだけでは「音楽」にならない、音楽の本質に迫る(それほど大げさなものではないけれど)テーマを扱い、気持が通じる仲間と一緒に音楽を作っていくことの楽しさが、1時間足らずの番組の中で良く表現されていた。ブラスバンドで、連弾で、合奏で、おおおっこれは何だかいいぞーと気持が盛り上がる瞬間は私にも経験があり、それが音楽の楽しさでもあるのだけれど、「のだめカンタービレ」でオーケストラが出来上がっていくシーンを観ていたら、その高揚感にこちらまで巻き込まれそうになった。のだめちゃんの“音楽性だけ”で弾き切ってしまうピアノの演奏ぶりも素晴らしい。久しぶりに、次が待ちきれない気持になる連続ドラマだ。

使用音楽一覧 http://www.geocities.jp/nodame_drama_music/

| コメント (4) | トラックバック (1)

2006年10月18日 (水)

脱力映画

Joemoon

うわー、これ以上最低な映画はないっていうくらい妙な映画を観てしまった。その名は「ジョー、満月の島へ行く 」。トム・ハンクスとメグ・ライアンが主演でスピルバーグが総指揮、NHKBSが放送するのだからそう間違いはないと思ったのだけど、こんな安っぽくてくだらない映画観たことがない。いったいどうしちゃったんだろう、予算がなかったのか、時間がなかったのか、意図を外してしまったのか。無駄にした2時間返して。劇場公開したら暴動が起きそうな作品だった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月16日 (月)

のだめとブエノスアイレス

Photo_03_2

「のだめカンタービレ」が始まった。大好きなコミックスだけに、おちゃらけた内容になると嫌だなと思っていたのだけど、原作のイメージが上手に生かされ、実に面白かった。楽曲の吹き替えも優秀で、自由気ままに弾いてしまう野田恵、楽譜に忠実に弾く千秋先輩の弾き分けが上手にできていた。これからいろいろな楽器の演奏者が登場して、あんな曲こんな曲も演奏されると思うと楽しみだ。

「僕と未来とブエノスアイレス」という映画も観た。
http://www.annieplanet.co.jp/buenos/
ガレリア(商店街)育ちの青年が主人公で、彼は自分の将来をヨーロッパに見出そうと移住を目論んでいる。ランジェリーショップを経営する母親と彼の兄、家族を捨ててイスラエルに移住した父親を縦糸に、下町のガレリアの人情味あふれる人々、ユダヤ人の暮らしぶりなどを横糸に織られたリアリティあふれるドラマで、秀作だった☆☆☆

Mくんの映画メモがすこし充実してきた→http://d.hatena.ne.jp/mike_makoto/
☆評価が私とはだいぶ違っていて面白い。

| コメント (4) | トラックバック (0)

2006年10月11日 (水)

「ナルニア国物語」

Narunia

始まった途端にゾクゾクっとした。ファンタジー映画はあまり好まず、「ネバーエンディング・ストーリー」や「ジュマンジ」などいまひとつ入り込めなかったのだけど、この映画は意外と好き。第二次大戦下のロンドン、四人の兄弟姉妹が出てきて、その彼等が田舎に疎開する。このロンドンの住宅街と田舎の村を繋ぐ鉄道の様子がとても素敵。疎開先のお屋敷の屋根裏で見つけた古い衣装箪笥の扉からナルニア国に入る場面がまた素敵。急に雪景色になり、牧神や篠原涼子に似た雪の女王が出てくる。牧神が出てきた途端にわくわくと気分が高揚して、ファンタスティックな映像に魅せられる。新作だからそれ以上は書かないけれど、Mくんがホワイトデー用にひろみさんに描いてもらったイラストそのままの景色が広がっていて、ああこの場面だ、とすぐに気が付いた。牧神に出会ってお茶に呼ばれる、その場面を使いたいと思ったMくんの気持も分かった。
兄姉のキャラクターはいまいちだし、ご都合主義で説教くさくて結末も納得がいかないけれど、それを凌ぐものがある。万人向けではないけれど、夢のような景色の中で夢のような動物たちが動く、それだけで満足な映画☆☆☆

公式ページhttp://www.disney.co.jp/narnia/

| コメント (2) | トラックバック (0)

2006年10月 5日 (木)

「芋たこなんきん」

Fujiyamanaomi_1

NHK朝の連続ドラマが今週から「芋たこなんきん」に変わった。
http://www3.nhk.or.jp/asadora/
田辺聖子をモデルにしたドラマだけど、藤山直美の体当たりの演技が面白い。藤山寛美の娘で、以前連ドラ「おんなは度胸」で旅館の娘役をやっていた時は、その意地悪っぷりが可笑しくて、毎日大笑いしながら観ていた。今回は、NHK朝の連ドラでは最年長のヒロインだそうで、コテコテの大阪人っぷりが楽しい。「ALWAYS三丁目の夕日」ばりのセットも素晴らしく、脇役も演技派揃いで、「純情きらり」の人気を継ぐものになりそうだ。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月26日 (火)

映画メモ

DVDをスロットに入れてしばらく経つと、「あれ、この映画って観たことがあるんじゃない?」と気が付くことがある。タイトルを見ただけで、「あれ、また同じの借りたの?」と気が付くこともある。レンタル屋に行って二人で数枚ずつ借りてくるのだけれど、「これこれしかじかの話って何だっけ?」「これって観たことあったっけ?」ということが多いので、はてなダイアリーを借りてメモしておくことにとした。タイトルと☆評価だけ、単純に記録のためだけの映画メモ。数項目書いてみて驚いたのだけど、映画のタイトルを記入すると自動的にリンクができる。リンク先をたどると映画の解説ページや他の人が書いた日記にたどり着く。話には聞いていたけど、「はてなダイアリー」は面白そうだ。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2006年9月12日 (火)

やらせじゃないか…

昨日、「命を懸けたオヤジたちの闘い!秘境の絶景温泉」というテレビ東京の番組を観た。友人夫婦と行ったことのある白馬岳(しろうまたけ)周辺、そこの白馬鑓(やり)温泉が紹介されるというので興味津々。登る人は萩原流行53才、おお、同い年ではないか。だけどもこの番組、妙にウソくさいのです。
HPによると「芸能人が、体力の限界に挑みながら南海の孤島や山奥に人知れず存在する秘境の絶景温泉を探すドキュメンタリーバラエティー」だそうだ。けれども、ボクシングをやっていたという萩原流行さん、スポーツマンらしき体格なのに体力なさすぎ。山岳救助隊を引き連れてのご迷惑な山行きで、私でも歩ける道を息も絶え絶えに歩いてみせ、酸素ボンベまで持ち出す大騒ぎ。40mほどの鎖場を降りれば大拍手、雪渓を歩くのに軽アイゼンさえ付けないで、周囲のプロの人達はどうしちゃったんだろう。
確かにそれなりに厳しい山ではあるけれど、ゆっくり歩けば誰でも登れるし、雄大なアルプスが一望できる素晴らしい山なのになあ。「冷え切った萩原氏の体を必死に温める救助隊員達」のナレーションと仰向けにのびた萩原さんの姿に、「ウソだあ!」と笑ってしまった。背中のリュックも妙にペタンコだし、カメラマンや荷物を持つスタッフのほうが大変なんじゃないの。あんまりなヤラセぶりに観る気を失くした番組でした。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月11日 (月)

「太陽の雫」

T0001126a

ハンガリーに生まれたユダヤ人家族の四代に渡る物語。
帝国主義、第一次大戦、ハンガリー革命後の共産主義、王政復古と軍国主義、第二次大戦、ナチス支配下のユダヤ人政策、戦後のファシスト狩り、スターリン支配下の恐怖政治とハンガリー動乱、民主化運動と、これ1本でハンガリーの近代史が学べる大作。一家は「サンシャインの味」という薬草酒で身を立てた曽祖父に始まり、裁判官になり波乱の人生をおくるその息子、さらにはベルリンオリンピックのフェンシングで金メダルを獲り、後にユダヤ人収容所で殺される孫、父の収容所での死を目の当たりにして過酷なファシスト狩りに走る曾孫へと繋がっていく。主演のレイフ・ファインズが三代の男を演じ分け(観ている時には気が付かなかった)、ウィリアム・ハートなど豪華なキャスト、制作陣。先日観た「輝ける青春」もイタリアの一家を扱った大作だったけれど、あちらは家族と個人を中心に据えた愛の物語☆☆☆☆。この「太陽の雫」は扱う時代が古いこともあり、人々が歴史に翻弄される様がテーマになっている。お薦めの☆☆☆

http://www.espace-sarou.co.jp/sunshine/taiyou.open.html

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月25日 (金)

「髪結いの亭主」

Kamiyui1

確か公開された時、とてもエロティックな映画として評判になったと思う。これは、その手の映画がお得意なフランスもの。けれども、16年前のこの映画を観て感じたのは、完璧な愛に対する憧れだった。
子供の頃、ふくよかな女理髪師に恋をした少年は、いつか髪結いの亭主になるのだと心に決める。そして彼が中年に差しかかった頃、美しいマチルドを街中の理髪店で見つける。彼女は身寄りのない謎の女で、前の経営者から理髪店を引き継ぎ、ひとりで店を切り盛りしていた。彼女を妻にしようと決めたアントワーヌは、その日のうちに結婚を申し込む。そして三週間後に再び彼が理髪店を訪れた時、マチルドは結婚を承諾するのだ。
二人はささやかな結婚式を挙げ、理髪店の中で1日を過ごす。時々来る客の髪を彼女は整え、彼はそれを店の中のソファから見つめる。彼がすることといったら、子供の客を奇妙な踊りであやしたり、たまに客と話をすることぐらい。二人は微笑み合い、店の中で愛し合い、外出もしない。旅をしたり、友達や家族と過ごしたりするのは愛の不足を補うためのものだと言い、完全な愛に満たされている彼等はお互いを見つめて暮らす。マチルドがとにかく魅力的で、こんな人に優しく微笑まれたら何も要らないと思うアントワーヌの気持がよく分かる。赤い花柄、ブルーのギンガム、茶色の小紋柄、大柄の花…マチルドの着るワンピースがどれも素敵で、彼女にとてもよく似合っている。
彼等はお互いが気持ち良く過ごすことだけを考え、優しい時間を共有している。お互いが好きで好きで、この人以外は何も要らないと確信し、濃密な空間の中で過ごす二人が羨ましいような気持になる。結末がとても奇妙なんだけど、人生とか愛とかいろいろ感じる上質な映画だった。

マチルドの美しさを見てみて

| コメント (0) | トラックバック (1)

2006年8月24日 (木)

「君の名は」

Kiminona1_1

15年前のNHKの朝の連続ドラマだ。当時、あまりにも古くさい設定と鈴木京香の台詞まわしに我慢ができなくて、数回観てやめてしまったのだけれど、今、朝のBSで再放送を観ている。それが結構面白いのだ。“すれちがい”ばかりが有名になってしまって、二人が再会すれば話は終わると思っていたのだけれど、その先も延々と続く。真知子さんは後宮さんとは結ばれず他の人と結婚するのだけれど、マザコンの夫と冷酷な姑、流産と自殺未遂、逃避行あり殺傷沙汰あり、驚くほど波瀾万丈。真知子さんの古くさい台詞まわしも気にならなくなってきた。思えばあれはバブルの頃、私も30代だった。時代の空気にも私の生活感にも当時このドラマはしっくりこなかった。それが今は昭和レトロがもてはやされる時代。時が変われば人も変わる、今は大変興味深く拝見させていただいてます。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月22日 (火)

「タッチ・オブ・スパイス」

Spice_02

久しぶりにとてもいい映画でした。
コンスタンチノープルでスパイス店を営む祖父と暮らす少年とその家族。ギリシャからの移民である彼らは、キプロスでの内戦を端に、祖父だけ残してギリシャへ強制送還されることとなる。トルコでは異国人だった彼らは、ギリシャに居ても異邦人として扱われ、苦しい生活を強いられる。そんな状況下では、家族に伝わる料理やそれを囲む親戚縁者との食卓はとても意味深く、民族や宗教、心の拠り所といったものにも関わってくるのだ。
中でも面白いのは、主人公の少年が料理に熱を上げる部分で、祖父から伝授されたスパイスの技巧を駆使し、少年は台所に根が生えたように次々と料理を作り始める。ついには父親が彼から台所を取り上げてしまうのだが、彼はボーイスカウトでたまたま行った娼館の台所を借りてまで料理をするようになる。それは、会いたくとも会えない祖父に対する愛の代償行為でもあるのだろうけど、その「小さな天才」ぶりが可笑しい。
大人になり天文学者になった彼はついに病床の祖父に会い、コンスタンチノープルの祖父の店に行くのだけれど、彼の原点でもあるその店は廃屋になっている。そして、そこで初恋の相手に再会し、物語は続いていくのだけれど…
全編に美しいコンスタンチノープルの景色と美味しそうな料理、それを囲む人々の笑顔が溢れている。そして、スパイスを通じて祖父が少年に語る宇宙と人生ついての考察こそが「タッチ・オブ・スパイス」、誰かのために料理を作る喜び、一緒に食卓を囲む人が居る幸せを感じて、感動の作品だった。

公式ページhttp://www.gaga.ne.jp/spice/main.html

| コメント (0) | トラックバック (1)

2006年8月 8日 (火)

ふしぎなテレビ

地デジの放送が始まって何ヶ月か経つのだけれど、どうも全チャンネルまともに映ったためしがない。ある日はNHK教育とテレビ東京だけ見え、別の日にはNHKと日テレだけ見え、本日はフジテレビ以外すべて見える。今日はけっこう優秀だ、普段はたいてい2,3チャンネルしか映らないのだから。しかし、なぜなんだろう…。Mくんが総務庁に問い合わせたところによると、各局まだ電波が弱いのだそうだ。20年ぐらい経っているアンテナではあるけれど、替えたからといって映るものでもないらしい。順に映る局が巡って来て、ロシアン・ルーレットのようだ。観たいと思うチャンネルに限って映らないので、「視聴率がいい番組はみんなで電波を分け合うから映らないのではないか」などと冗談を言っている。双方向放送などというものもあるのだから、あながち冗談とも言えないのかもしれない。今の所CSで野球中継を観るのがメインだからそれほど不便はないけれど、いちど全局ちゃんと映るという状態を経験してみたいものだ。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月18日 (火)

メイキング借りてしまった

Yudantaiteki

オールスターまで残すところあと1試合。プロ野球は前半戦が終り、しばらく休みになる。それを予想して、久しぶりにDVDを借りに行った。邦画ばかり4本借りて、とりあえず最初の1本を観始めたら、あれれ?これは何だろう?…間違えてメイキングを借りてきてしまったようだ。面白そうだけど、メイキングを先に観るとストーリーが分かってしまうからなあ。
それは昭和30年代の映画の盛衰を扱ったお話、「カーテン・コール」
http://www.curtaincall-movie.jp/
他に借りたものは、柄本明と役所広司、メンツを見ただけで面白そうな「油断大敵」
http://www.yudantaiteki.com/
たまにはメジャーなものを、の「OUT」は室井滋と倍賞三津子が面白そう
http://www.foxjapan.com/movies/out/index2.html
劇場で観ようかどうか迷った「星になった少年」
http://www.randy-movie.com/index.html
↑「誰も知らない」でカンヌ映画祭の最優秀男優賞を獲った少年が主人公を演じていますね。

邦画は当たり外れが大きいからどうかなあ。とりあえず「油断大敵」はまあまあでした。テンションが低くて話が小さくて、テレビドラマでもいいくらいのストーリーだけど、柄本明の人をくったような演技が面白かった☆☆

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 8日 (土)

輝ける青春

Titlecast

時は1966年から始まる。核になっているのは強い絆で結ばれた兄と弟。彼等の父と母、姉と妹、兄の親友二人、恋人や妻や娘や息子、イタリアのある一家の物語だ。兄弟はとても優秀で、ある少女と関わり挫折感と無力感を味わうことになった出来事の後、兄は精神科医になり、弟は軍隊に志願する。兄がバックパックでノルウェーを旅する場面があるのだけど、当時の空気がとてもよく出ていて胸が痛くなるほど懐かしい。映画は6時間かけて2003年まで進んで行き、様々に絡み合った人生のドラマがあり、時代に翻弄される人々の姿があり、愛があり出会いと別れがあり、飽きることがない。とても一口では言い表せないけれど、人間の営みの儚さと素晴らしさを感じて画面から目が離せなかった。
http://www.kagayakeru.net/

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 3日 (月)

「エイミー」

Amy6

面白くて楽しくて大笑いします、この映画。心の病で耳が聴こえない、話もできない女の子が主人公。児童福祉局が母子を追いかけ回して聾唖学校に入れようとするため、逃れるように引っ越しした先は貧民街の小さなアパート。そこで出会った売れないミュージシャンの歌に反応するエイミー。そこからいろいろ始まるのだけど、彼女は「歌」しか聴こえないため、周囲の人は歌わないといけない。警察官も愛想の悪いおばさんも精神科医もみんな歌う。エイミーも歌で答えるのだけど、それが実に上手い。ブルース風の歌い方をマスターしていて、とても6,7才の子供とは思えない。出演者全員が歌わないといけないので、まるでミュージカルのようだ。深刻なテーマのはずなのに、そこに「歌」が入ったことで話がやわらかく楽しくなる。人は歌うと楽しい、ということをあらためて認識する映画だった。
http://www.eigaseikatu.com/title/s-2747
余談ですが、エイミーの母親役のレイチェル・グリフィスという女優さんがとても魅力的でした。「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたオーストラリアの女優らしい。

| コメント (4) | トラックバック (0)

2006年7月 1日 (土)

「ミラグロ 奇跡の地」

Milagro

映画を何本か借りた。新作の「スタンドアップ」「エリザベスタウン」、それにロバート・レッドフォード監督の古い映画「ミラグロ」。「スタンドアップ」は炭坑内のセクハラを扱った作品で、炭坑で働く女性がいること自体驚いた。作品は好みではないけどなかなかの感動作。「エリザベスタウン」は久々の呆れもので、オーランド・ブルームの美形ぶりだけが唯一の救い。「ミラグロ」はとても面白い映画だった。俳優としてのロバート・レッドフォードは平凡な役者という感じだったけど、監督としては「普通の人々」、「リバー・ランズ・スルー・イット」や「モーターサイクル・ダイアリーズ」などいい作品を撮っているし、映画学校を主催して若い才能を育てている。美しいだけの自分には飽き足らず試行錯誤する姿は、ロバート・レッドフォード2世と言われるブラッド・ピットあたりにも引き継がれるのだろうか。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月13日 (火)

「下妻物語」と「レオポルド・ブルームへの手紙」

  Simotsuma T0002796a

DVDを数点借りた。多発製硬化症を扱ったイギリス映画「ゴー・ナウ」、リトル・ヴォイスと同じ監督の「レオポルド・ブルームへの手紙」、それに先日観た「嫌われ松子の一生」が面白かったので、同じ監督の「下妻物語」を借りてみた。
http://www.shimotsuma-movie.jp/about/index.html

「下妻物語」は、ロリータファッション大好きで厭世的な少女(深田恭子)とバリバリヤンキーなスケ番娘(土屋アンナ)が茨城県のど田舎で繰り広げる青春コメディ。そう書くとつまらなそうだけど、これが実に新感覚で面白かった。
「レオポルド・ブルームへの手紙」のほうは、不幸な少年時代を過ごし殺人罪を犯して服役中の囚人と、母親の罪の代償として生まれ愛情を知らずに育ったレオポルト少年が文通を始め、心の交流を通してお互いが救われる話。こちらはとてもセンシティブで魅力的な作品だった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月11日 (日)

嫌われ松子の一生

Omatsu
http://kiraware.goo.ne.jp/intro.html

先日の「かもめ食堂」に引き続き、またまた実に面白い邦画だ。主演の中谷美紀が体当たりの演技で熱演、共演者も個性派揃いで素晴らしい。
松子は父親が大好きなのに、父の心はいつも病弱な妹に向いている。そんな父の関心を惹きたくて父の望む人生を歩み教師をしていた松子は、生徒の窃盗を隠そうとしたところから罪をかぶる羽目に陥り、高校を首になり家出して東京に向かう。そこから人生が180度転換した松子は、トルコ嬢になり殺人を犯し男を渡り歩き…というストーリーをミュージカル風にコミカルに仕立てている。松子はいつも愛情の欠乏感に苦しめられている。幼い時に父から得られなかった愛を男に求め、不器用に必死に生きる彼女の一生は、悲惨だけど健気で美しく、「人の生きる意味って何だろう」と考えさせられる。
個人的には彩度が強すぎる映像がちょっと苦手。Photoshopの彩度を上げすぎて色が飽和したような映像なんだけど、Mくん的にはそれが総天然カラーの昔の映画のようでいいんだそうだ。映画好きがクスッと笑うパロディも随所にあって、2001年宇宙の旅、フラッシュダンス、ダンサー・イン・ザ・ダーク、鳥、オズの魔法使いあたりは気が付いたけど、他にもありそう。なかなかの力作でおすすめです☆☆☆☆

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月 7日 (水)

「純情きらり」その後

11_ph1

「この話絶対おかしいよ」とMくんが言う。彼は主人公が大嫌いらしい。
NHK朝ドラの「純情きらり」を引き続き観ている。番組自体は面白い。登場人物それぞれのキャラクターもはっきりしていて魅力的だし、話運びも上手だ。だけど、主人公が戦前の女性とは思えないのだ。彼女は自分のしたいことをしているだけ、彼女を支える家族の思いにも気付かず、「おいおい、アンタがそんなこと言える義理か」という発言が多々ある。だいいち彼女は帰省しても家の手伝いは一切せず、働く姉達に家事を押し付けて自分は遊び歩いているのだ。今のドラマだったら不自然ではないけど、大戦直前の政情不安な世相にはいかにも相応しくない。
現代のドラマとして作り、時代を戦前に移しただけとちゃうか?と日々突っ込みを入れながら面白く観続けている。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月 5日 (月)

ライフ・イズ・ミラクル

Main_img

ボスニアの映画です。ストーリーは↓のサイトにて。
http://www.gaga.ne.jp/lifeismiracle/
ボスニア・セルビアを舞台にしたものでは「ノー・マンズ・ランド」という素晴らしい映画を観たことがある。そちらは戦争に対する痛烈なメッセージを持った作品だけど、こちらは同じ戦争を扱いながら人生と愛の素晴らしさを謳っている。どちらもいたく感銘を受けたけど、「ライフ・イズ・ミラクル」はハッピーな気分になれるところが☆☆☆☆です。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月26日 (金)

「純情きらり」

Kirari

NHK朝の連続ドラマ「純情きらり」が面白い。
http://www3.nhk.or.jp/asadora/

最近あまり連ドラは観なくなっていたけど、今回は設定が良く演出も魅力的で、朝のBS7:30が楽しみになった。主人公はピアノが大好きな女の子、一回聴いただけで先生と同じように弾けてしまうらしい(明日放送分)。主人公にひそかに思いを寄せている男の子はお金持のお坊ちゃんで、ハンサムでピアノが上手で留学を薦められている。「のだめカンタービレ」の千秋先輩そっくりだ。どう考えても、のだめと千秋先輩とその仲間たちを意識して作っているとしか思えない。月曜から土曜までこれを観てニンマリしている全国の「のだめファン」の顔が見えるようなドラマだ。

| トラックバック (0)

2006年5月19日 (金)

かもめ食堂

Kamome T0004109a

かもめ食堂→http://www.kamome-movie.com/

なんたって小林聡美、もたいまさこ、それに片桐はいりである。あの伝説の「やっぱり猫が好き」を思い出させるようなメンバー(室井滋は出ていないけど)、役者がいい。「日本人もフィンランド人もサーモンが好きでしょ、おにぎりの美味しさがわかるはずよ」とフィンランドで食堂を始めた小林聡美。そこへ「目をつぶって指差したらフィンランドだったんです」という片桐はいりが転がり込む。もたいまさこは両親の介護に青春をささげ、「ニュースでエア・ギター(架空のギターがそこにあるかのように弾く競技)を観たら来てみたくなった」と加わる。役者なんだかシロウトなんだかわからないフィンランドの人々が加わって話は淡々と進む。「かもめ食堂」のインテリアがとてもいい。時々映るヘルシンキの街が魅力的で、空気の透明感が映り込んでいる。出てくる食事がみんな美味しそうで、小林聡美の手際が心地良い。ほとんど食堂内で話が進む手法だけど、淡々と進むドラマに引き込まれ、見終わった後「あー面白かった!」と大満足の作品だった。

| コメント (6) | トラックバック (0)

2006年5月16日 (火)

野球と映画

Hiratuka_2019

平塚球場にベイスターズ-ロッテ戦を観に行った。古くて小さいけれど天然芝の球場は気持がいい。なかなか点が入らず6回までは1対1の接戦。ベイスターズ側のチケットは高い席しか残っていなかったのでロッテ側の席に座ったが、有名なロッテの応援は多彩で楽しい。相手チームの悪口を言わない所もいい(ベイスターズが弱いからか?)。7回にロッテに3点入ってからMくんが不機嫌になりちょっと残念。負けたのは私のせいではないのになあ…
家に戻ってから「私の頭の中の消しゴム」を観る。脚本が陳腐、演技・演出が下手、軽薄で観ていて気恥ずかしい(気に入っている人がいたらごめんなさい)。「タイタニック」と同様、観る人によって評価が分かれる作品だと思う。アルツハイマーを扱ったものでは「きみに読む物語」や「アイリス」のほうが良かった。

「私の頭の中の消しゴム」→http://www.keshigomu-movie.jp/
「きみに読む物語」→http://kimiyomu.jp/kimiyomu/
「アイリス」→http://www.unzip.jp/feminine/12/index.html

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月30日 (日)

デジタル放送に驚く

M_kun 説明書を見て悩むMくん

Mくんが地上波デジタルの設定をしてくれた。どうも数ヶ月前から放送が始まっていたようだ。こういうのは公告しないのだろうか、すくなくとも私達は知らずにいた。我が家のテレビにはDVD・ゲーム・ハードディスク録画のPSXが繋いであり、その他にビデオデッキとCS(スカパー)の受信機があるから配線が複雑らしい。うーむうーむと散々調整したのだけど受信できず、関東総合通信局という所に電話してみたら、やはりもう放送は始まっているとのこと。そのうちMくんの「よし、できた!」という声が聞こえ、見に行ってみたら、それはそれはきれいな映像が映っていた。今までDVDで見ていたようなクリアな画像が地上波でも得られるのだ。きめの細かさ、色の鮮やかさ、鮮明な文字、澄んだ音質…従来の放送とはまったく違う世界が始まっていた。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月26日 (水)

「大地」

Daichi

パール・バックの「大地」を映画化したものを観た。ベイスターズが弱すぎるので、シーズンが始まってもDVDを観る時間がたっぷりある。勝てばスポーツニュースをはしごするけれど、負ければテレビは観ないからだ。「大地」はモノクロのとても古い映画だけど、アカデミー賞を取った作品らしい。Mくんは古い映画が好きなのだ。パソコンを開いて横目で見ていたのだけど、これが結構面白くて引き込まれてしまった。中国人を演じているのはなぜか全員白人で、王さまと私のユル・ブリンナーみたいな感じなんだけど、見慣れるとそう変でもない。原作はもうすこし悲惨だったような気がするけど、ハリウッド映画らしくハッピーエンドにまとまっていた。
私が原作の「大地」を読んだのは二十歳の頃。厚い文庫が6冊もセットになった大作だけど、読み始めると面白くて次々とページをめくった。働いても働いても悲惨に貧しい話で、どうしてそんなに夢中になって読んだのだろうと思っていたけど、映画を観たらやはり面白い本だったんだなと納得した。

映画「大地-The Good Earth-」1937年作 アカデミー賞主演女優賞、撮影賞
監督: シドニー・A・フランクリン 出演: ポール・ムーニ、ルイゼ・ライナー

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月25日 (土)

故郷の香り

kokyo
中国の美しい田園風景のもとで繰り広げられる、淡くほろ苦い初恋の話。田舎の村から都会の大学に進み、今は役所に勤める主人公が10年ぶりに故郷の村を訪れる。そこには残してきた美しい恋人がいて、彼女は聾唖の夫と娘と共に暮らしている。主人公もすでに一児の父になっていて、恋が再燃するというわけでもなく、再会した二人が思い出話をしながら、画面は過去と現代を行き来して、二人の気持が離ればなれになってしまった経緯などが解明されていく。聾唖の夫役を日本人俳優の香川照之が演じていて、確かにこの役ならセリフがないから打ってつけではあるけど、粗暴で一途な夫の役作りが非常に巧い。「木綿のハンカチーフ」そのままのストーリーだけど、風景描写が美しく、格調高く仕上がった映画だった。

| コメント (0) | トラックバック (1)

2006年3月23日 (木)

いつか読書する日

mo3526_main

主人公は50才の二人。地味に平凡に生きている二人の、30年以上に及ぶ片思いの日々。田中裕子と岸部一徳の二人、そして語り部役の渡辺美佐子がいい味を出していて、しみじみとした映画でした。

http://www.minipara.com/movies2005-2nd/itsuka/

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月14日 (火)

リトル・ヴォイス

little-voice

今回は映画が当たりだった。先日観た「フィオナが恋していた頃」も良い映画だったけど、この「リトル・ヴォイス」は実に素晴らしい。監督はあの「ブラス!」を撮ったマーク・ハーマンという人、イギリスらしい可笑し味にあふれ、何よりも主演の女の子が見事です。

続く

| コメント (2) | トラックバック (0)

2006年3月 6日 (月)

風の強い月曜日

Daniel

雨の日と月曜日は…というカーペンターズの歌がある。Rainy Days and Mondays always get me down…雨の日と月曜日はいつも気が塞いでしまう、とカレンが歌う。私たち夫婦は、雨の日と月曜日は野球の試合がないからつまらないって歌だよ、きっと、と思っている。そんな日は映画を観たり、外食をしたり、パソコンで遊んだりしている。今日は「ベルリン 僕らの革命」というDVDを観た。
http://movie.www.infoseek.co.jp/feature/berlin/

どこかで見た俳優だなあ、と思っていたら、「グッバイ・レーニン」という劇場で観た映画に出ていた青年だ。最近ドイツは社会問題を扱った映画が多いんだろうか。ハリウッドでもその傾向があるようだし、二極化の時代と言われているのは日本だけではないらしい。映画は、若者らしい社会改革意識を持った三人が、成り行きでブルジョアの元革命家を誘拐していまい、山の中で一緒に暮らすうちに奇妙な親しみを抱き(ストックホルム症候群ですね)、意外な結末を迎える話。なかなか良いストーリーで、監督は違えど「グッバイ・レーニン」に通じる爽やかさがあった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月 3日 (金)

イースト/ウエスト  EST-OUEST

est-ouest2

帰朝運動のソ連バージョンがあったことを初めて知った。ロシア革命で他国へ亡命した人達に、「ソ連へ戻っておいで、一緒に新しい国を作ろう」とソ連政府が呼びかける。それに応じて祖国へ戻った人達を待ち受けていたものは…
http://www.movies.co.jp/eastwest/story/index.html
朝鮮人の夫と共に「希望の国・北朝鮮」に渡った日本人妻達は、迫害され監視され里帰りすることも許されず、彼の国で悲惨な暮らしをしているか、大多数が殺害されたと聞く。この映画のヒロインは美しいフランス人女性で、ロシア人の夫と幼い息子と共にソ連に移住し、北朝鮮の日本人妻と同じような境遇に陥る。緊迫した場面が続き、再度亡命を謀る場面など、こわくて目を逸らしたくなる。人権は無視され、人々は密告しあい、自由はなく、命は軽い。映画は緊張感・恐怖感にあふれ、リアルな共産主義社会が描かれていて、なかなの力作です。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月26日 (日)

ラヴェンダーの咲く庭で

LadiesLavender

一昨年公開されたイギリス映画です。
http://www.herald.co.jp/official/lavender/
世間を賑わしたピアノマンは、この映画のプロモーションだったのではないかと言われているが、確かに話が似ている。嵐が去った浜に打ち上げられた、外国語を話す謎の青年。怪我を負い、老姉妹の家で手厚く看病され、ある日突然、彼は美しいバイオリンの音を奏で始める。老姉妹の妹はずっと独身で、そんな彼に恋心を抱き、老いてしまった自分の姿に打ちのめされる。それが観ていてすごく切ない。恋する相手が自分と同年代だということは奇跡のような偶然なのだ。年が近くめぐり逢えてよかったね、と思わずMくんに微笑みかけてしまった。
花が咲き乱れる美しい海辺の家に住む老姉妹は私の母と伯母にも似ている。母は未亡人だし、母の姉である伯母は生涯独身で、暮らしぶりや二人の会話が映画と似ていて可笑しい。映画の中の二人は古風な花柄のドレスを着て、午後の日差しが柔らかく差し込むテーブルでお茶をたしなむ。その様子が優雅でイギリスらしいなと思う。登場人物はほとんどが老齢の人々で、演技も味わい深く、希望と切なさと諦めと、イギリスらしい渋いユーモアも感じさせる作品だった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月11日 (土)

誰も観てはならぬ?

朝4時に目覚ましをかけてトリノオリンピックの開会式を観た。けっこう好きだったりするのです。ファンタスティックで芸術的だったアルベールビル、素朴で可愛らしかったリレハンメル、さてさてイタリアはどんなものを見せてくれるのかな。3,2,1とカウントダウンから始まった開会式はいかにもイタリアらしく、デザイン的で愉しげなものだった。マスゲームなども北朝鮮のように揃いすぎず、ちょっといい加減なところが人間的。オノ・ヨーコが詩を読み、イマジンの曲が歌われ、ペンライトが煌めいて、奇をてらわず分かりやすい演出だ。聖火台に火がともり(ギリシャがすぐ隣でも世界中を廻って来るの?)、なんと三大テノールのパヴァロッティが出てきた。これはこれはと喜んでいると、中継はそこでプツッと終わってしまった。あれ、これから歌うところだし、このあと花火があるんじゃないの?BSに切り替えてみても他の番組に変わっているし、なんだか納得できない気分のまま眠ってしまった。
目が覚めてからWEBであちこちの掲示板をのぞいてみたら、パヴァロッティの歌の途中で中継を切るなんてNHKセンスなさ過ぎ、と怒っている人多数。抗議の電話をかけた人によると、「NHKでは聖火の点灯までを開会式と考えております」という回答だったとのこと。納得がいかない人はNHKに抗議のメールをしよう、という呼びかけに私も参加した。それが功を奏したのか、午後のBSの再放送では、アリアと花火を最期まで観ることができた。パヴァロッティが歌い終わると一瞬シーンと静まり、そのあと割れんばかりの拍手と歓声、それに続く華やかな花火…やっとちゃんと開会式を見たという気がした。公共放送として受信料を徴収しているからには、いい加減な放送をしてはいけませぬ。「誰も寝てはならぬ」という選曲にちょっとクスッとさせられた開会式でした。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 5日 (日)

ラヂオの時間

radio

今回借りたDVD「サイドウォーク・オブ・ニューヨーク」と「フォロウィング」、これがどうにも不作で、最近面白い映画に当たらないな、とテレビに切り替えたら、「ラジオの時間」の放送が始まるところだった。あ、なんか聞いたことがある映画だぞ、と観始めたら、これが実に面白い。ラジオドラマを生放送でやることになり、放送中に次々起こるハプニングを描いたものなんだけど、宮本信子、西村雅彦、藤村俊二、細川俊之、布施明…それぞれの役者がいい味出しているし、テンポもストーリーも結末も大満足。
http://www.sankei.co.jp/mov/review/97b/1110radio/

それにしてもこの映画は、マスコミのいい加減さを巧く表現しているな、と思う。スポンサーを気にする編成の思惑や役者のわがままで、ドラマの内容がどんどん変わってしまう。ちゃんとした脚本のあるラジオドラマだったはずが、数カ所の訂正からどんどん変更を強いられ、それを無理に辻褄を合わせようとするからもうメチャクチャ。マスコミの現場なんてこんなものなのかもしれない。
それでも“ハンドメイドの音作り”をする音響さんや、良心がすこし残っていたディレクターによって最期はハッピーエンド。布施明の歌うエンディングの曲の心地良いメロディに浸っていると、そこにもひと味隠し球が…。なんだ、日本映画のほうが面白いじゃないか、などと思いながら気分は上機嫌でした。

| コメント (4) | トラックバック (0)

2006年2月 3日 (金)

長くつしたのピッピ

pippi

なんだかね…いまひとつ納得できない映画でした。ピッピはどらえもんなんです。お金をいっぱい持っていて、力持ちで、自由で、何でも出来てしまう。お菓子屋のキャンディを買い占めて、玩具屋で山のようにおもちゃを買って、それを子供達に配るんだから人気が出ないはずがない。子供にとってはヒーローかもしれないけど、それでいいのか?本当にいいのか?と疑問が残る映画でした。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 2日 (木)

歌え!ジャニス・ジョプリンのように

janis

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD5556/story.html

日常生活に疲れた夫婦に小石を投げたら、波紋が広がって暮らしが根底から覆されてしまった、というフランス映画。フランスものファンタジーのわりには分かりやすく、テンポが良くて面白かった。
保険会社に勤める夫と平凡な専業主婦の妻が、彼等の息子と共に郊外の住宅地に住んでいる。その夫がふとした出来心で横領を働いてしまい、補填をするために夫婦は遺産を相続した従兄弟を騙そうとする。従兄弟は30年前にLSDでトリップしてジョン・レノンとジャニス・ジョプリンを見て、いつか彼等が自分のところに戻ってくると信じている。彼の店が70年代の文化そのもので、懐かし恥ずかしい。夫婦はジョン・レノンに似た俳優を雇い、妻がジャニス・ジョプリンにいやいや扮することになるのだけど、その妻にだんだんとジャニスが乗り移り、魂を奪われて壊れていく様と夫の動揺ぶりが実に可笑しい。
妻は自分のアイデンティティを失って生きる気力をなくしていたのだけど、ジャニスに扮してシャウトしていくうちにどんどん開放されて、生きている実感と自信を取り戻す。避けていた義母との付き合いも堂々と出来るようになり、活き活きとした彼女には取り巻きもできて本当に素敵。戸惑う夫は元の静かな生活に戻りたいと思っているのだけど、その暮らしはついに壊れて妻は出て行き、ライブハウスで歌う彼女を後に見つける。その歌いっぷりが本当に凄い。妻役のマリー・トランティニャンはこの作品が遺作になってしまったらしいが、その不思議な存在感にも魅せられてしまった。
http://boat.zero.ad.jp/nekotama/f_film/marie0308.html

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月23日 (月)

ホリエモン逮捕

タロウが楽しみにしている「地球・ふしぎ大自然」(猫のくせにこの番組だけ観るのだ)、
私が楽しみにしている「TVタックル」、
どちらもライブドア堀江社長逮捕の特番で潰れてしまった。
それほど大騒ぎすることだろうか。
彼は経済犯、しかもまだ容疑者、マスコミが大挙して追いかけるほどのことじゃない。
寄ってたかって持ち上げて、寄ってたかって貶める。
街頭インタビューも、自分達に都合のいい意見だけ取り上げて流す。
軽薄なTVメディアにはうんざりだ。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月15日 (日)

「輪舞曲-ロンド-」始まる

午前中、「マグダレンの祈り」を観る。アイルランドの女子更正施設としての修道院の話、実話らしい。期せずして「歓びを歌にのせて」に続きキリスト教に批判的な映画。キリスト教的な考えとして、人は原罪を持って生まれ、それを自認し祈ることによって救われる、というのがある様だけど、どうなんだろう…
http://www.breast.co.jp/cgi-bin/soulflower/nakagawa/cinema/cineji.pl?phase=view&id=070_theMagdaleneSisters

映画の閉塞感に当たったのか、見終わったら頭痛がして熱っぽい。夕方まで眠り、その後会社に行ってすこし仕事をする。初夏ものの生地見本の整理とセレクト。今回は使いたい生地がふんだんにある。帰りに珈琲豆と野菜を買って帰り、夕飯は豚しゃぶ。白菜・水菜・椎茸・舞茸に豚肉だけの簡単なお鍋だけど、さっぱりして美味しかった。

その後、「輪舞曲-ロンド-」を観る。初回につき2時間たっぷり。竹野内豊ってイチローに似ている。冬ソナのチェ・ジウが出ていて、韓国のアクション映画風のテンポの速い演出。結構面白い。今回は「小早川伸木の恋」と「ロンド」と二つ、続けて観られそうなドラマがあって楽しみだ。
http://www.tbs.co.jp/rondo2006/

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月14日 (土)

ウォーターボーイズが面白い

11日に6本借りたDVDを集中的に観ている。
すこし暖かくはなったものの外は雨、雷も鳴っている。
こんな日は部屋にこもってぬくぬくと映画三昧をするのもいいもんだ。
ここ数日で観た映画は全部で5本。

セイ・エニシング(1989)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD4905/
ドッヂボール(2004)
http://www.foxjapan.com/movies/dodgeball/
☆☆
再会の時(1983)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD3511/
がんばっていきまっしょい(1998)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31130/
☆☆☆
ウォーターボーイズ(2001)
http://www.altamira.jp/waterboys/intro.html
ウォーターボーイズが抜群に面白い。男子高校生のシンクロって何?と思ったけれど、
ストーリーも役者もいいし、何と言ってもシンクロシーンがカッコよかった。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月12日 (木)

年末年始のDVD

年末年始にDVDを12本ぐらい借りたのだけど、玉石混合で片っ端から観たので、
何を観たのか思い出せなくなってしまった。うーむうーむ、と二人で記憶をたどって、
思い出したものを書き記しておきます。


復活の日 1980年 
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD19111/
機関車先生 2004年 
http://kikansha.tv/pc/
フレンチなしあわせのみつけ方 2004年 
http://www.gaga.ne.jp/french/note.htm

☆☆
潜行大作戦 1968年 
http://www.generalworks.com/databank/movie/title2/icest.html
ファミリービジネス 1989年 
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD7701/
歌え!フィッシャーマン 2001年 
http://www.unzip.jp/review/0208/fisherman.html
息子のまなざし 2002年 
http://www.bitters.co.jp/musuko/
ヒットラーの建築家 2005年

☆☆☆
点子ちゃんとアントン 1999年 
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD32512/index.html
コーラス 2004年 
http://www.herald.co.jp/official/chorus/

あと2,3本観たはずなんだけど…困ったもんです。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2006年1月11日 (水)

小早川伸木の恋

12日木曜22時から「小早川伸木の恋」が始まる。
http://www.fujitv.co.jp/kobayakawa/topics.html
私が大好きな柴門ふみ原作のドラマ。とても楽しみだ。

小早川伸木は大学病院に勤める医師で、神経症の美しい妻と幼い娘がいる。その彼が、病院内の権力争いと嫉妬深く身勝手な妻との関係に疲れた時、ふと入った盆栽教室で年上の女性に出会い、恋をするストーリー。この伸木さんが実に誠実で地味な性格、相手の女性も活き活きとした感性の持ち主で、不倫ながらもついつい応援したくなってしまうのだ。配役は伸木が唐沢寿明、他のメンバーも驚くほど原作にイメージが近い。脚本・演出がまともだったらぜひ観たい。「電車男」のスタッフとのことで、どうかなあとは思うけど…

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月 6日 (金)

なんだかいいな

fisherman

「歌え!フィッシャーマン」という映画を観た。ノルウェーの寒村の男声合唱団のドキュメンタリーなんだけど、これがなかなかに味わいがある作品。初めの方は「目が点」という表現がビッタリだったけど、歌う歌う、吹雪の中で岸壁で教会で自然の中で、そしておのおのの人生を語り、ぐんぐんと観衆を引っぱり込んでいく。万人向きではないけれど、面白いとも言えないけれど、でもなんだかさわやかな観後感だった。
http://www.mplant.com/other.html

| コメント (0) | トラックバック (1)