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2018年11月

2018年11月 2日 (金)

モノはかわいい

Zakka

断捨離という言葉(思想?)が浸透し、物を捨てる、物を持たないのが美徳という風潮があるようですが、引越しの荷づくりをしながら、それはちょっと違うような気がしてきました。自分が好きで手に入れたものはかわいいのです。
必要なものだけを置いたシンプルでミニマムな空間は、気持ちいいだろうなとは思います。スペースが広々と使えるんでしょうね。でも、好きなものが目に入る暮らしも楽しいんです。そのためにちょっとスペースが狭くなっても、愛しいと思うものと暮らす楽しさを捨ててはいけないな、と思うようになりました。
経年変化で劣化したものは捨てています。充分使い込んで、すり切れたものも捨てています。使うことがない消耗品も捨てています。なんでこんなもの取っておいたんだろう…と思うものがザクザク出てきて、ためらいなく捨てられるものもいっぱいあります。
でも、二つあるからもういいね…と捨てたはずの電気ポットをMくんが拾い出してきて、きれいに磨いたら、いいデザインの上に機能もちゃんとしているので、これは捨てるのをやめました。実はもうひとつ、50年代風のオレンジのポットがあり、これは電気コードが見当たらないんだけど、形と色がお気に入りで、取っておくことにしました。笑わば笑え、我が家には電気ポットが4つあるのだ。
ガラス製品も、捨てる前に洗って磨いてみることにしました、すると、絶対使わないと思っていたちいさな保存瓶が、ボタンやクリップを分類して入れたら、便利でかわいいんです。埃だらけのパスタ入れも、洗ってみたら淡い緑色のソーダ硝子で、コルク栓を捨てて花入れにすることにしました。数あるカゴ類も、洗って干して埃をブラシで掃ったら、あらどれもかわいい。アクリルやプラスチックは劣化するけれど、ガラスや陶器や籐製品は、洗えば蘇るんです。
かくして、我が家はだんだん緩くなっていき、好きなものは積極的に使うという方針に方向転換しました。次の家で暮らしながら、それでも不要と思ったものは捨てていきます(あれ?今の家に越してくる時もそう言っていたような…)。
よかったことと言えば、Mくんと私の感覚が似ていること。私は陶器やガラス器が好き、Mくんは本や機械類が好きという違いはあるけれど、要らない・要らないけど取っておくという感覚が似ています。お互いの持ち物は捨てないという暗黙の了解があるので、相手が出したゴミ袋には、「もしかして大事な(自分にとって)物が入っているんじゃないだろうか」なんて思わずに済みます(昔はこれで随分喧嘩しました)。そう思ったら、引越しがずいぶん楽になりました、気分的にね。
さて、あと3日間、頑張るぞ。月曜日には引越しのサカイが梱包に来て、火曜が移動日です。あ、郵便の転送手続とかしてない…新しい住所がご入り用な方は、メッセージくださいませ。

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